オフィスの掃除方法とコツ|掃除の必要性やメリット、掃除するべき場所も解説

オフィスの掃除は従業員のモチベーションや業務効率などに影響するため、日常的に行うことが重要です。この記事では、オフィスが汚れる原因や掃除の方法、オフィスを清潔に保つポイントを解説します。オフィスのすみずみまで掃除する習慣を作り、気持ちよく働ける社内の環境の構築に役立ててください。

業務用掃除機の一覧ページはこちら

オフィス掃除における2つの清掃

オフィスの掃除は「日常清掃」と「定期清掃」の2種類です。以下で解説します。

日常清掃

日常清掃はゴミや汚れを落とし、オフィス環境を清潔に保つ作業です。週に1回〜3回程度を目安に、拭き掃除や掃き掃除のほか、オフィスの床に掃除機をかけたり、灰皿に溜まった吸い殻を捨てたりします。掃除道具はホウキや雑巾などを使い、使用頻度の高い場所を中心に掃除をすることが重要です。

定期清掃

定期清掃は、日常清掃では落としきれない汚れの清掃を指します。床へのワックスがけやエアコンフィルター清掃など、業者による掃除が必要な箇所の清掃を行います。ポリッシャーや高圧洗浄機といった清掃の機械を使い、床や天井などの細かい汚れを落とします。定期清掃の頻度は、数か月に1回や年に1回です。

オフィスを掃除する必要性

オフィスを掃除すると、業務の生産性の向上や来客の印象を高める効果があります。以下で詳しく解説します。

業務の生産性が向上する

フロア全体やデスク回りがきれいな状態のオフィスは、従業員の仕事に対するモチベーションを高められます。4Sといわれる「整理」「整頓」「清掃」「清潔」の状態を維持することで、作業効率の高い職場環境を構築できます。職場が整理整頓されていると、書類や道具などを探す時間が減り、仕事のミスが少なくなります。

来客した人からの印象がよくなる

すみずみまで掃除が行き届いたオフィスは、清潔感のある印象を与えられます。オフィスを訪れた人が印象を抱くため、こまめな掃除は重要です。エントランス部分で会社の印象が決まるため、念入りに掃除をする必要があります。来客に対応する場所である会議室や応接室も同様に、細かい部分まで掃除を徹底しましょう。

オフィスの大掃除は法律で義務化されている

オフィスの大掃除の実施は、法律で定められています。労働安全衛生法第619条において、「日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期的に、統一的に行うこと」として義務化されています。

企業がオフィス掃除をせずに法律に違反した場合は、6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金が科される点に注意が必要です。法律だけではなく、従業員の安全と衛生を守るためにも、6か月に1回は大掃除を行いましょう。

※参考:労働安全衛生規則 第3編 第7章 清潔|安全衛生情報センター

オフィスを清潔に保つポイント

オフィスを清潔に保つためには、社内のルール化や業者への依頼が必要です。以下で解説します。

全従業員が掃除する日を決める

オフィス掃除においては、全従業員が掃除する日を決めることが重要です。朝礼終了後や定例会議の後など、定期的に行う業務としてルール化するとよいでしょう。従業員だけではなく、経営陣や上司が掃除に参加することで、会社に一体感が生まれやすくなります。エントランスやオフィス内の部分は、部署やチームごとに週・月交代で清掃を実施し、掃除が行き届いている状態にしましょう。

オフィス掃除を業者に依頼する

オフィスの定期清掃を業者に依頼することで、常にオフィスを清潔な状態にできます。従業員に掃除をさせると清掃のコストを抑えられますが、モチベーションが低下する可能性もあるため、注意が必要です。業務の生産性を最優先し、従業員が掃除する箇所と業者に依頼する箇所を明確にして、清掃を依頼しましょう。

オフィスが汚れる原因

オフィスが汚れる原因は、皮脂汚れやワックスの劣化などです。以下で解説します。

皮脂汚れ

人間の皮脂は、オフィスが汚れる原因の1つです。床に蓄積した皮脂は酸化して黒ずみになります。靴下を履いていても、皮脂は床を汚すため、スリッパを履いたりフローリング用の中性洗剤で掃除したりすることで、皮脂汚れの対策をしましょう。

ワックスの劣化

床の表面を保護するワックスが剥がれ落ちた部分には、汚れが溜まります。傷がつき、徐々に劣化しやすくもなります。中性洗剤を使って掃除をすると、ワックスを剥がすことなく掃除できるためおすすめです。

カビ

雨天時に持ち込まれる水分や、こぼれた飲み物などもカビの原因になります。空気中の湿気や人の汗の水分を吸収することも、カビの増殖につながります。カビが発生したら、アルコール除菌スプレーを使って除去しましょう。

砂・ホコリ

靴下や足裏についている砂やホコリなどが蓄積すると、オフィスが汚れます。床掃除をする際は、水拭きをする前にフローリングワイパーを使って、ホコリや小さなゴミを落としましょう。

ゴム

椅子やテーブルなど滑り止め用のゴムは、劣化すると落ちにくい汚れになります。ゴムが床に落ちると黄ばみができるため、雑巾やティッシュに無水エタノールを染み込ませて、拭き掃除をしましょう。

オフィスで掃除するべき場所

オフィスで掃除するべき場所は、日常業務で使用する箇所です。以下で詳しく解説します。

パソコン・デスク回り

パソコンは静電気が発生して、ホコリやゴミが溜まりやすくなります。デスク周辺はブラシやエアダスターなどを使って、細かい部分まで掃除しましょう。机や椅子を使用していると、ホコリやゴミ、食べかすなどが溜まります。皮脂汚れも溜まるため、こまめに掃除して清潔な状態を維持することが重要です。

トイレ

トイレは床や便器本体など、普段触らない部分を除菌シートやモップで掃除をします。定期的に掃除することで汚れがつきにくくなるため、こまめに行いましょう。共用トイレの清掃は、管理会社が業者に依頼する場合があります。

エアコン

エアコンは、フィルターや風向きを調整する羽部分の汚れなどの掃除をします。従業員が掃除すると故障する可能性があるため、業者に依頼することをおすすめします。

オフィスの床は汚れやすいため、3日に1回の掃除が必要です。モップや掃除機などを使って、ホコリやゴミを取り除きましょう。床に黒ずみがある場合は、水と中性洗剤を混ぜたものを雑巾に吸わせて、汚れに押し当てるようにして掃除をします。中性洗剤で汚れが落ちない場合は、業者に清掃を依頼しましょう。

オフィスにおすすめの掃除道具

ここでは、オフィスにおすすめの掃除道具を紹介します。オフィス内を清潔な状態に保つために利用を検討しましょう。

ポリッシャー

ポリッシャーは、円形のブラシを搭載した電動の清掃機械です。床のホコリやゴミを取り除き、「床表面の洗浄作業」と「床ワックスの剥離作業」を行います。ポリッシャーはデッキブラシに比べて効率的な清掃ができるため、床の汚れを防止できます。ポリッシャーを使うと、オフィスの床を常に清潔な状態に保てることから、従業員や来客の多いオフィスにおすすめです。

ロボット掃除機

ロボット掃除機は、細かいゴミやホコリを自動で掃除してくれる機械です。面積が広いオフィスほど、掃除の手間が省けて便利です。退社後に自動で掃除をするため、勤務時間外に掃除が終わります。オフィス掃除の時間を大幅に短縮できるでしょう。

清掃機器 ピックアップ



ステンレスの錆取り剤 ピックアップ



まとめ

オフィスの掃除は、業務の生産性の向上や会社の印象に影響するため、重要な作業です。床やエントランスは汚れが目立つため、入念に掃除をしましょう。オフィスは大掃除が義務化されていることから、業者に清掃を依頼したり、ポリッシャーやロボット掃除機の導入を検討したりするのもおすすめです。

ビルメンステーションは、商品数1800点の清掃道具を掲載し、提供しています。日常清掃で使うものだけではなく、定期清掃に使われる専門的な清掃道具も購入できます。オフィスの清掃を実施する際は、ぜひご活用ください。

清掃用品をお探しの方はこちら

キーワードで商品を検索する

カテゴリから選ぶ













ページトップへ

PAGE TOP