ステンレスシンクの掃除方法を徹底解説 | 水垢や油汚れの掃除方法がわかる

シンクは毎日使う場所で汚れが蓄積しやすいため、適切なお手入れが必要です。この記事では、ステンレスシンクの掃除方法を、汚れ別にわかりやすく解説します。ステンレスシンクの汚れになる5つの原因やお手入れ方法を解説するので、ステンレスシンクの掃除をする際の参考にしてください。

金属用洗剤の一覧ページはこちら

ステンレスシンクの汚れになる5つの原因

ステンレスシンクの汚れの原因は、水垢、油汚れ、石けんカス、サビ、ヌメリの5つです。以下でそれぞれ解説します。

1.水垢

水垢は、食べもののカルシウム成分と水道水のミネラル成分が合わさって固まった汚れです。シンクに残った水滴をそのまま放置すると、水分が蒸発してザラザラとした白い汚れになります。放置し続けると、黒ずみや黄ばみになります。

2.油汚れ

油汚れは、調理する際の油の飛び跳ねによって付着するものや、加熱による気化で周囲に付着するものがあります。長時間にわたって放置することで、熱や光によって酸化が進み、洗剤でも落ちにくい頑固な汚れになります。

3.石けんカス

石けんカスの主体は、脂肪酸カルシウムという成分です。水道水の成分であるカルシウムイオンと石けんの成分である脂肪酸ナトリウムが反応してできる汚れです。放置すると、シンクにこびりついて頑固な汚れになります。

4.サビ

ステンレスはサビにくい素材ですが、シンクに出来たキズからサビたり、ほかの金属からサビがうつったりする場合があります。サビを放置すると、ステンレスの内部までサビてしまうため、注意が必要です。

5.ヌメリ

ヌメリは、食器を洗う際や調理する際に出る生ごみや油、食べカスから雑菌が繁殖してできる汚れです。ゴミ受けや排水口カバー、三角コーナーなどの水分が溜まる場所に発生しやすい特徴があります。

ステンレスシンクの掃除道具

ステンレスシンクの掃除に使う道具を、以下に記載します。汚れごとに適切な掃除道具と掃除方法を活用すれば、頑固な汚れもきれいに掃除可能です。

・クエン酸

・水

・熱めのお湯

・食器用洗剤

・アルカリ性の洗剤

・重曹

・スポンジ

・メラミンスポンジ

・スプレーボトル

・バケツや洗面器などの容器

・ビニール手袋

・乾いた布

・キッチンペーパー

水垢の掃除に使う道具と掃除方法

水垢には、クエン酸と水を混ぜてつくったクエン酸水を使った掃除方法が有効です。以下に、水垢の掃除に使う道具を記載します。

・クエン酸:小さじ1

・水:200ml

・食器用洗剤

・スポンジ

・スプレーボトル

・キッチンペーパー

水垢にはクエン酸水を使う

クエン酸水を活用した水垢の掃除方法を以下に記載します。

1.クエン酸小さじ1杯と水200mlをよく混ぜて、クエン酸水をつくる

2.クエン酸水をスプレーボトルにうつす

3.水垢ができている部分にキッチンペーパーを置き、上からクエン酸水を吹きかける

4.水垢が落ちやすくなるまで30分ほど放置する

5.水をふくませたスポンジと食器用洗剤を使い水垢をこすり落とす

油汚れの掃除に使う道具と掃除方法

油汚れの掃除には、アルカリ性の洗剤と重曹を使った掃除方法が有効です。以下に、油汚れの掃除に必要な道具を記載します。

・アルカリ性の洗剤

・重曹

・スポンジ

・スプレーボトル

・ビニール手袋

油汚れにはアルカリ性の洗剤を使う

油汚れの掃除には、アルカリ性の洗剤を使います。アルカリ性であれば、油汚れ専用の洗剤でなくても問題ありません。アルカリ性の洗剤を取り扱う際は、皮膚が荒れないようにビニール手袋を着けましょう。以下に、アルカリ性の洗剤を使った掃除方法を記載します。

1.油汚れにアルカリ性の洗剤をかける

2.スポンジでこすり落とす

3.水で洗い流す

油汚れは重曹も効果がある

アルカリ性と同じ性質を持つ重曹も、油汚れの掃除に効果的です。重曹と水を混ぜてできる重曹スプレーを使い、効率よく掃除しましょう。以下に、重曹を使った掃除方法を記載します。

1.重曹小さじ1杯と水100mlをよく混ぜて、スプレーボトルにうつす

2.油汚れに重曹スプレーを吹きつけ、15分ほど放置する

3.油汚れをこすり落とす

石けんカスの掃除に使う道具と掃除方法

石けんカスの掃除には、重曹を使った掃除方法が有効です。石けんカスは酸性の汚れで、アルカリ性の重曹で、きれいに掃除できます。以下に、石けんカスの掃除に使う道具を記載します。

・重曹

・スポンジ

石けんカスには重曹を使う

石けんカスは、重曹を石けんカスのある部分にかけて、汚れを落としやすくする掃除方法が効果的です。石けんカスの掃除方法を、以下に記載します。

1.シンクを軽く水洗いする

2.石けんカスに重曹をまんべんなくかける

3.30分から1時間ほど時間を置く

4.スポンジを使ってこすり落とす

5.水で洗い流す

サビの掃除に使う道具と掃除方法

サビの掃除には、メラミンスポンジもしくは重曹とクエン酸を使った掃除方法が有効です。サビの掃除に使う道具を、以下に記載します。

・粉末の重曹

・粉末のクエン酸

・メラミンスポンジ

・バケツや洗面器などの容器

・乾いた布

かるめのサビにはメラミンスポンジを使う

サビがステンレスシンクの表面に付着してすぐの初期段階では、メラミンスポンジを使った掃除が効果的です。メラミンフォームという無数の編み目がある素材でできており、研磨力に優れ、サビを削ぎ落とせます。

1.適量の水をメラミンスポンジにふくませる

2.メラミンスポンジで、サビた部分を円を描くようにこする

頑固なサビには重曹とクエン酸を使う

重曹とクエン酸を使った掃除方法は、頑固なサビに効果的です。以下に、重曹とクエン酸を使った掃除方法の手順を記載します。

1.バケツや洗面器などの容器のなかで、クエン酸水をつくる(水100mlあたりクエン酸小さじ1/2の割合)

2.サビができた部分に粉末の重曹をかける

3.重曹をかけた上からクエン酸をかけて発泡させる

4.メラミンスポンジを使ってこすり洗いする

5.水で洗い流して、乾いた布でシンクの水気を拭き取る

ヌメリの掃除に使う道具と掃除方法

ヌメリには、重曹とクエン酸を使った掃除方法が有効です。重曹とクエン酸で汚れを浮かせて掃除します。以下に、ヌメリの掃除に使う道具を記載します。

・重曹

・クエン酸

・水:200ml

・熱めのお湯

・乾いた布

ヌメリには重曹とクエン酸を使う

重曹とクエン酸を使った掃除方法であれば、直接汚れに触れることなく、掃除が可能です。以下に、重曹とクエン酸を使った掃除方法の手順を記載します。

1.ヌメリに重曹をまんべんなくたっぷりかける

2.15分ほど時間を置く

3.上から、熱めのお湯に溶かしたクエン酸をかけ発泡させる

4.5分から20分ほど時間を置き、水で洗い流す

5.乾いた布で水気を拭き取る

ステンレスシンクのお手入れ方法

ステンレスシンクは、日々のお手入れが大切です。以下で、ステンレスシンクの適切なお手入れ方法を解説します。

日々のこまめな掃除が大切

ステンレスシンクは、汚れが蓄積する前に掃除することが、もっとも効果的なお手入れ方法です。汚れの蓄積は頑固な汚れに発展して、悪臭の原因にもなります。食品を扱う場所であるシンクは、いつも衛生的にすることが大切です。

日々の掃除方法

ステンレスシンクの日々の掃除では、シンクを使い終わった後に、必ず水分を拭き取る点がポイントです。以下に、ステンレスシンクの日々の掃除方法を記載します。

1.食器用洗剤を、水をふくませたスポンジにかけて、シンク内全体をこすり洗いする

2.生ゴミを捨てて、ゴミ受けと排水口カバーも同様にする

3.キッチンペーパーで水気を拭き取る

シンク用洗剤 ピックアップ



シンク用洗剤 ピックアップ



まとめ

ステンレスシンクの主な汚れの原因は、水垢、油汚れ、石けんカス、サビ、ヌメリの5つで、それぞれに適した掃除道具があります。汚れの種類を見極め、最適な掃除道具を使い分けることが、ステンレスシンク掃除のポイントになります。

ビルメンステーションは、一般的な掃除道具から専門的な道具まで幅広く取り扱っているオンラインショップです。商品掲載数は約1800点で、様々な汚れに適した掃除アイテムを購入可能です。ステンレスシンクを掃除するための洗剤や道具をお探しの際は、ぜひご利用ください。

清掃用品をお探しの方はこちら

キーワードで商品を検索する

カテゴリから選ぶ













ページトップへ

PAGE TOP