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おそうじのコツ
ワックスについて
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Q: 種類が多くてどれを選べばいいかわからない
A:床用ワックス 人気ランキングをご参考ください。
商品のお選びでご質問がございましたら画面上段の「お問い合わせ」フォームよりお問合せください。 -
Q: 値段の差はなぜ?
A:主に成分の差です。
一概には言えませんが樹脂濃度が高い=光沢が高いワックスとなります。樹脂濃度が高いと金額も上がる傾向があります。 -
Q: ワックスは塗らないとダメなの?
A:樹脂ワックスの目的として光沢を上げることもありますが、床材の保護もございます。
樹脂ワックスを塗っておけば、ワックスの層の厚みにより床材そのものが摩耗したり、傷付いたりすることを防ぐことができます。
ただし床材の種類によってはワックス不要のものもございます。その場合はワックスが密着せず塗布できません。
また白木やフローリングなどは木材そのものの風合いを活かしたり、ワックスを塗布してしまうとしみ込んでシミになったりするものもあり、
一概に塗布すべきとは言えません。 -
Q: 光沢が出るおススメの樹脂ワックスは?
A:樹脂濃度が高いワックスは、光沢度が高くなっています。樹脂濃度が高いと、モップさばきが重くなる傾向がございます。
バランスのいいワックスお選びいただくのが、いいかと思います。
光沢度重視のワックス
→サクラ光沢満足18L
→ディバーシー光沢王プラスC18L
→サクラ光沢満足α18L -
Q: 滑りにくくなるおススメの樹脂ワックスは?
A:体育館用の樹脂ワックスは滑り止め成分が高く配合されています。
→体育館用ワックス -
Q: ワックスは光沢持続期間は?
A:現場の歩行回数によります。歩行頻度が多く床面に光沢がなくなってきたと感じましたら、
一度全部剥離して塗りなおすか、きれいに洗浄・回収・乾燥をしてから重ね塗りしてください。
ワックスの光沢持続の目安は数カ月ですが、それは室内履き歩行での使用が前提です。
樹脂ワックスを土足での歩行で使用しますと、光沢実感の期間が短くなります。
土足歩行は持ち込んだ砂利と靴の摩擦が、まるでサンドペーパーで表面を削り、その傷に汚れが入り込むような状態です。
施工前には、土足歩行と樹脂ワックス関係をあらかじめユーザー様へご説明していただくことも大切です。 -
Q: ワックスは希釈するの?
A:当店で販売している樹脂ワックスにおいては希釈しません。原液で使用してください。
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Q: ワックスはポリッシャーで塗るの?
A:ワックスは専用モップを使って手作業で塗り広げてください。ポリッシャーは使用できません。
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Q: ワックスに使用期限はあるの?
A:特に指定はございませんはが、開封の有無にかかわらず保管状況により腐敗したり、変質が起きたりします。
できるだけお早めにご使用ください。
異臭などが無ければご使用いただけます。購入後は直射日光・高温・低温を避け、風通しの良い場所で保管してください。 -
Q: ワックスは他のワックスと混ぜて使用してもいいの?
A:成分が違いますので混ぜてご使用することはできません。
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Q: 樹脂ワックス同士で異なるメーカーのワックスを塗り重ねてもいいの?
A:できれば避けてください。密着不良をおこしたりや本来の性能が発揮できない場合がございます。
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Q: 塗布するのに外気や天候は気にした方がいいの?
A:注意を払う必要があります。作業中のエアコンの調節には注意を払ってください。
過度な風がかかると乾燥時間に影響し、塗布が難しくなります。
冬場は室温が10℃以下になる場合や湿度が高い雨天時は乾きが悪くなります。
厚塗りは避け、エアコンなどであらかじめ温度湿度を調節してください。床面の温度にも注意してください。
あまりにも床温度が低い場合はワックスの塗布ができません。
夏場は室温が高い時や太陽光が床面に当たり高温になっている場合は乾きが早過ぎ、仕上がりに影響することがあります。
塗布作業もやりにくくなります。夏場もエアコンなどであらかじめ温度湿度を調節してください。床面の温度にも注意してください。
できるだけ気候のいい時期の作業をお勧めいたします。 -
Q: ワックスは塗った後何分くらいで乾燥するの?
A:数時間で軽歩行は可能ですが、硬い靴での歩行や重い物を引きずったりはしないでください。
完全乾燥は、風通しを良くして24時間~数日です。重ね塗りする場合は汚れた床面をよく洗浄し、しっかりと乾燥させてから樹脂ワックスを塗ってください。
汚れを抱きこんだまま塗布すると床面がくすんだようになります。
半乾きのまま塗ってしまうと、樹脂ワックスが密着せず、トラブルの原因となります。
長期休暇を利用して人の立ち入りがない期間に施工されることが多いようです。
夏はワックスが乾燥しやすいので、作業性を調節するために、乾燥がゆっくりなワックスも使用する場合がございます。
→リンダプロコートデルタ18L冬は乾燥しにくいので、速乾性の高いワックスを選ぶのもおススメです。
→リンレイプレステージノンヒールネオ速乾18L -
Q: 塗布後臭いはするの?
A:塗布中、乾燥中は臭いがします。完全乾燥ののち塗膜となってからは、十分な換気をすると臭いはありません。
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Q: ワックスを塗ると滑りやすくなるの?
A:ワックスには大きく分けてポリマータイプとワックスタイプがあります。
●ポリマータイプ
主成分:アクリル系樹脂
床面に塗布することで光沢のある強靭な被膜を形成します。化学床や塗装した木床に適しています。樹脂ワックスのほとんどは滑りにくくなります。
●ロウタイプ
主成分:ロウ
昔ながらのワックスに多く、つやを出すには磨く必要があります。木床に塗布することがありますが最近は少なくなってきました。
ロウ成分のため滑りやすく、一度ロウワックスを塗布してしまうと上からポリマータイプのワックス塗布は困難となります。 -
Q: 樹脂ワックスの組成や成分情報を知りたい
A:SDSというメーカーが公開している成分データーシートがございます。必要な場合はお申し付けください。
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Q: JFRA F☆☆☆☆(フォースター)って?
A:床用ワックスは建築基準法で定めるホルムアルデヒド規制の対象となる建築材料に該当しないため、
F☆☆☆☆マークを表示する必要はありません。
しかし、日本フロアーポリッシュ工業会ではホルムアルデヒドによる室内空気汚染に配慮し、
安全な製品を提供していくことをご理解いただくために、日本フロアーポリッシュ工業会認定のF☆☆☆☆マーク、
「JFPA F☆☆☆☆」マークを自主的に表示する制度を導入しています。
「JFPA F☆☆☆☆」マークの基準は「ホルムアルデヒドを原材料として意図的に使用しておらず、
かつホルムアルデヒド放散速度が5μg/㎡・h以下」の条件を満たしているものに表示を許可しています。
ワックスのパッケージに「JFPA F☆☆☆☆」があれば、安全な製品と言えるわけですね。 -
Q: シックスクール症候群について
A:シックスクール症候群とは、校舎や体育館などの建物の内装に使用される建材・塗料・接着剤に
含まれる化学物質による様々な体調不良を起こす現象です。
その主たる原因として揮発性有機化合物(VOC)と建物の高気密性や換気の少なさが原因として考えられます。
厚生労働省ではシックスクール(室内空気汚染)問題に対する検討会にて、室内空気汚染にかかわるガイドラインとして、
13物質について指針値を設けています。
また文部科学省では学校環境衛生基準として、前期13物質のうち、教室内の存在が懸念される6物質について、基準を設けています。 -
Q: 厚生労働省指針値策定の13物質は何か?
A:ホルムアルデヒド/トルエンキシレン/パラジクロロベンゼン/エチルベンゼン/スチレン
(学校環境衛生基準検査対象)
クロルピスホス/フタル酸ジ-n-ブチル/テトラデカン/フタル酸ジ-2-エチルへキシル/ダイアジノン/アセトアルデヒド/フェノブカルブ -
Q: アレルギーがあります。樹脂ワックスを塗っても大丈夫?
A:申し訳ございません。アレルギー配慮の商品はありますが、アレルギーがおきないことをお約束できるものはありません。
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Q: 床暖房のフローリングにワックスは塗れるの?
A:塗布可能です。床暖房の電源を切り、床面が冷めてからワックスを塗布し、自然乾燥させてください。
ワックスが目地に溜まらないよう厚塗りは避けてください。
樹脂ワックスを施工してから床面にラグや、マットをなど通気性のない敷物を敷いて床暖房を使用すると熱がこもり、
樹脂ワックスが白化したりトラブルが起こります。施工する前に使用上の注意点をユーザー様へご説明ください。 -
Q: 塗装されていない白木に樹脂ワックスは使えるの?
A:樹脂ワックスを白木に使用すると表面に膜を張り、風合いが変わりますのでご使用いただけません。
防汚目的で保護剤を塗布する場合はワックスではなく防汚剤や撥水コート剤もございます。
→白木用保護剤
白木にはロウワックスも塗布が可能ですが、大変滑りやすく危険ですのであまりおススメいたしません。 -
Q: UV塗装された床にワックスを塗ることはできる?
A:UV塗装された床には専用のワックスがございます。ただしすべてのUV加工床に必ずと不可能とは言い切れませんので、
目立たない場所でサンプル塗布を行ってください。必ず密着することのお約束は致しかねます。
→リンレイ超つや密着コート -
Q: リノリウム床への樹脂ワックスの選び方は?
A:リノリウムとは、亜麻仁油を酸化重合させたものに樹脂類・コルク粉などを加えて麻布に塗りつけたものです。
耐火性・弾性があり、床仕上げ材などに使用されます。
リノリウム床は、アルカリ性の洗剤や剥離剤で変色します。よって、必ず中性の洗剤や剥離剤を使用します。
それには、樹脂ワックスも中性剥離剤で溶けるタイプのものをあらかじめ選んでおく必要があります。
リノリウム床専用コート剤
→ディバーシーグリーンプラスワックスリノリウム床専用下地剤
→リンレイリノフィットスーパー -
Q: 体育館に適したワックスは?
A:体育館等のスポーツ施設の床材には「ウレタン樹脂塗装」された木床が施工されています。
激しい運動を前提とした環境においては、床面が滑っても滑りにくくても、危険を伴うため、
運動に最適なスリップ耐性を考慮し施工されています。
体育館用樹脂ワックスはそのスリップ耐性を損なうことなく、安全な環境を保てるように設計されています。
→体育館用樹脂ワックス<改定>文部科学省より、体育館のメンテナンスにおいて体育館使用者の事故防止の観点から水拭きおよび
樹脂ワックスがけの禁止が発表されています。今後体育館のメンテナンスは水分の含まない薬剤でのメンテナンスをお願いいたします。
→グリップグリップ18L【体育館用】 -
Q: ウレタン塗料と樹脂ワックスの違いは?
A:ウレタン塗装面は強固ですが、滑りやすくなります。またウレタン塗装はワックスではなく塗料ですので剥離剤で剥離はできません。
<改定>文部科学省より、体育館のメンテナンスにおいて体育館使用者の事故防止の観点から水拭きおよび
樹脂ワックスがけの禁止が発表されています。今後体育館のメンテナンスは水分の含まない薬剤でのメンテナンスをお願いいたします。
→グリップグリップ18L【体育館用】 -
Q: ドライメンテナンスとは?
A:ドライメンテナンスはバフ機という機械でパッドを高速回転させ、塗布した専用ワックスに熱を加えて固めています。
バフ機はポリッシャーと形が似ていますが別の用途の機材です。
また、使用するワックスもドライメンテナンス対応のものになり、樹脂ワックスとは別の成分が配合されています。
具体的な方法は、
1.ドライメンテナンス対応の樹脂ワックスを4~5層塗布し完全乾燥させます。
乾燥させては塗布乾燥させては塗布…を繰り返すため、一度の作業に数日は要します。
2.ワックスがある程度堆積できたらバフ機(回転数1500~2000回転)でバフがけし固めますます。
3.日常のメンテナンスは、土砂やホコリなどをダスタークロス等で取り除き、水拭きし、バフがけするだけでつやが復元します。
ドライメンテナンスの利点は、バフ掛けを行うたびに高光沢が得られ、クリーン感、光沢感が漂います。
数日に一度、高速バフィングすることで常に光沢が維持できます。日常のお手入れが楽で、洗浄と剥離の頻度が少なくなります。 -
Q: 以前ロウワックスを使用していた床を今回樹脂ワックスに塗り替えたい
A:成分が異なるためロウワックス(水性・油性・乳化性)の上に樹脂ワックスを塗ることはできません。
しみ込んでしまっているため、ロウワックスを完全に取り除くことは難しいです。
また、樹脂ワックスの上にロウワックスを塗ることもできません。その際は一度、樹脂ワックスをはがしてください。 -
Q: ノンワックスタイプの床にフローリングワックスを塗りたい
A:基本的には密着しないのでワックス塗布は不可とお考えください。
どうしても試したいということでしたら、密着性の高いハイテクフローリングコートをお試しください。
ただし密着するかどうかは床面との相性ですので、必ず施工前に目立たない場所で密着テストを行ってください。
→ハイテクフローリングコート -
Q: ワックスを厚塗りすると丈夫な膜ができるの?
A:膜厚があると細かい傷が本来の床材まで届かないので、丈夫な膜となります。剥離後はワックスは2度塗りします。
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Q: ワックス塗布後に、磨き作業が必要なの?
A:ロウワックスは塗布後にからぶきで光沢を出す必要がありましたが、樹脂ワックスは塗布後は乾燥してから何もする必要はございません。
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Q: きれいに塗るコツは?
A:ワックスを塗る前にしっかりと除塵します。
ほうきは細かいホコリは取り除けませんので、ダスターモップと不織布で絡め取る方法がおススメです。
直前に水で洗浄する場合は、水分や洗剤のアルカリ成分が残らないように十分にすすぎ、汚水を拭きとり、乾燥も充分に行います。
除塵・洗浄ののち巾木など周辺(ワックスがついたら困る部分)を養生します。
板目に沿ってできるだけ薄く、部屋の奥から手前にゆっくり専用モップで塗ります。
樹脂ワックス膜を厚めにしたい場合は、一度にたっぷりの樹脂ワックスを塗ってしまうのではなく、
樹脂ワックスを薄塗りで塗布し十分に乾かしてから重ね塗りを行ってください。
→ダスターモップ -
Q: 樹脂ワックスを塗った床面の弱点は?
A:十分に仕上がった樹脂ワックスの皮膜には、床面の光沢を上げて美観を高める効果や、床材を保護する効果が期待できますが
その耐久性などの性能には限度があります。
水・洗剤液・油・食酢などを落とし気が付かず長時間放置することによって、皮膜が白化することがあります。
フローリング床で台所や洗面台付近・Pタイルでもパーマ液がこぼれる美容室・アルコールや尿がこぼれる病院・施設などでは、
どうしても白化が起こりやすくなります。水分を落としたらすぐに拭き上げてください。
また、重い家具などの引きずったりするなどの負荷には耐えられません。あらかじめユーザー様へご説明しておきましょう。 -
Q: 専用の道具が必要なの?
A:ワックス用の専用モップ、専用のタンク・バケツはあった方がいいかと思います。
→ワックス塗布モップ・タンク -
Q: ワックスをかけた後の道具のお手入れ方法は?
A:ワックス液が乾かないうちに、トレイやモップ糸などは水洗いしてください。
一度固まると元に戻すことができません。モップ糸は高温のお湯で洗うと縮みが早くなります。
モップ糸の縮みやへたりが目立ってきたら寿命です。 -
Q: 残ったワックスはどのように保管・もしくは処分すればいいの?
A:保管する場合はしっかりとフタを締めて冷暗所に保管してください。
処分する場合は布や新聞紙に含ませて燃えるゴミとして出してください。
大量の場合は産業廃棄物となりお住まいの地域の廃棄方法に従ってください。
一般の下水に流すことはできません。空き容器もお住まいの地域の廃棄方法に従ってください。 -
Q: トレイに出して余ったワックスは容器に戻してもよいか?
A:一度容器から出したワックスは元の容器に戻さないでください。
使いかけのワックスを缶に戻すと異物が混入し、ワックスが変質する場合がございます。 -
Q: ワックスが凍ってしまったら
A:ワックスは凍結すると、分離やゲル化および増粘など変質する場合がございますので、
一度凍結したと思われるワックスは使用しないでください。2~40℃で保管してください。 -
Q: ワックスが体にかかってしまったら
A:皮膚についたものはすぐに洗い流してください。
目や粘膜についたものは十分に水で洗い流してから医師に相談するなど適切な処置をしてください。
衣服についたものは乾く前に水洗いしてください。 -
Q: 樹脂ワックスを塗ったがムラになってしまった。どうしてなの?
A:ワックスの塗布量が多いと均一に塗れずムラになります。
また塗布後ゴシゴシこすると跡が残ってムラになります。一方向に塗ってください。 -
Q: ワックスを塗布したが、一部修正したい
A:その部分をマスキングテープで囲んで養生し、剥離剤を使用して一度ワックスをはがしてから部分的に再度塗り替えを行ってください。
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Q: ワックスを塗った床がベタついている
A:洗剤成分が床面に残ったままワックスを塗布すると、皮膜が軟化してベタつきが発生します。
この場合は剥離してやり直してください。
また高温の室内を換気せずにいると成分が偏り軟化する場合がございます。
ワックスの不良ではなく、ワックスの性質によるものです。この場合は換気して再硬化するのを待つと収まる場合があります。 -
Q: 水回り付近だけ白くなってしまった
A:こぼれた水分や濡れた布、またはアルコールを含んだ液を床に付いたまま放置すると塗られたワックスが元の液体の状態に戻ろうとする性質により白く濁ります。
部分補修剤を塗布するか、その部分をマスキングテープで囲んで養生し、剥離剤を使用して一度ワックスをはがしてから部分的に再度塗り替えを行ってください。
→リンレイクリアリコーティング -
Q: フローリング目地が白くかたまってしまった
A:ワックスの液剤は塗布後乾くと透明になります。ただし十分に乾燥していない床面に塗ったり、重ね塗りしたり、
湿度の高い日には水分を抱き込み白くなってしまいます。目地などに入り込んでしまうとそのまま白くなり固まりので注意してください。
塗るときには目地に入らないようにうす塗りで塗ってください。
一度白くなったものはもとに戻りませんので、剥離し、ワックスを塗り直す必要がございます。 -
Q: ワックスを塗りか重ねたところが黒くくすんできた
A:ワックスを何層も塗り重ねると、重ねられたワックスの間に汚れが入り込んで黒く濁ったりすることがございます。
くすみを感じてきたら一度すべて剥離して塗りなおすことをおススメいたします。 -
Q: ワックス塗布後に、塗膜が白い粉状(粉化)してしまった
A:気温の低い日に樹脂ワックスを塗ると白化(パウダリング)します。
具体的な温度は各樹脂ワックスにもよりますが、床面の温度が5度以下になる日は、塗布を避けてください。
樹脂ワックスの成分が結合できずに粒子のまま残ってしまうからです。
白化した場合は、パウダーをきれいに回収し、洗浄してから、気温の高い日に樹脂ワックスを塗りしてください。 -
Q: 樹脂ワックスが床面から簡単にはがれてしまう
A:密着不良が起こっています。
原因としては、
1.塗布前の床面の洗浄が充分に出来ておらず油分や汚れが残留していた。
2.塗布前の床面の洗浄・剥離の際に、すすぎと乾燥が充分に出来ておらず水分や洗剤成分が残留していた。
3.床面の温度や湿度が原因で濡れたまま樹脂ワックスを塗ってしまった。
4.床面にあらかじめ何らかの薬剤が塗られていてた。
5.ワックス不要のフローリングだった。
6.塗布後、長時間直射日光があたり、期間か経過していた。
7.床面との相性が良くなかった。…など
様々な原因が各現場で考えられます。目立たない場所でパッチテストを行って、密着具合をたしかめてから施工を行うようにしてください。
※パッチテストとは
目立たない場所で施工予定の樹脂ワックスを塗り、乾燥後、セロハンテープ貼って、剥がします。
その際にセロハンテープに樹脂ワックスがついて剥がれてしまうようであれば、
密着不良が起こる可能性があるという判断材料になります。 -
Q: 毎日、床にアルコール除菌をしているので床が白む
A:樹脂ワックスは水分やアルコール成分に弱く、日々アルコール消毒を続けると光沢効果の寿命が短くなります。
アルコールに強いワックスで軽減が可能です。
→医療施設用ワックス
剥離について
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Q: 剥離はどのくらいの頻度でするの?
A:定期清掃で剥離作業をせず、ワックスの重ね塗りを繰り替えすと、汚れを抱き込んで黒ずんで見えてきますので、
いくらワックスを塗ってもきれいに見えません。
前回、前々回の樹脂ワックスが塗り重なって床面がくもってきたように感じましたら、剥離してください。 -
Q: 剥離したがワックスがとれない
A:ワックス層が厚くいと1回の剥離作業では剥離しきれずに残る場合があります。
強力タイプの剥離剤を使用するか、繰り返し剥離作業を行ってください。
剥離剤が全く反応しない、もしくはべたつくだけの場合は塗布されているのが樹脂ワックスでない可能性があります。
その場合は剥離剤でははがすことはできません。 -
Q: 臭いのしない剥離剤はあるの?
A:剥離剤が溶剤のため、剥離作業中や剥離後はどうしても強い臭いがします。剥離後は換気してください。
臭いが軽減された低臭な剥離剤もございますので、そちらをお試しいただくか、強めの剥離剤で剥離作業を短縮し、
作業自体を手早く終わらせるのも一つの方法かと思います。 -
Q: 10倍希釈とは洗剤1に対して水10の割合?
A:いいえ。10倍希釈液は洗剤1に対して水9の割合です。
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Q: フローリングのハクリの剥離作業で気を付けることは?
A:「薄めの希釈」「早めの拭きあげ」「広いスペースは数回の分割ハクリ」がポイントとなります。
増粘タイプやジェルタイプのハクリ剤もございます。
ジェルタイプならフローリングの継ぎ目に入り込みにくい失敗のリスクは軽減されます。 -
Q: フローリングのハクリ作業の失敗とはどんなこと?
A:床鳴り・そり・シミ・つなぎ目部の塗装のミミズ腫れなどがあります。
床鳴りや塗装のミミズ腫れは乾燥するとおさまることもございます。 -
Q: フローリングに使える剥離剤は?
A:フローリングには中性の剥離剤か、固形(ジェル状・膜になる・粉になる)剥離剤を使います。
フローリング床は30cm巾の板をつなぎ合わせて敷き詰めています。古いワックスを除去するには剥離剤必要ですが、
一般的な液性の剥離剤だとその継ぎ目に液が浸透し、フローリングそのものの塗装がはがれたり、
板が膨れて床鳴りする事態が発生する場合があります。フローリング専用の剥離剤を使用し、手早く作業してください。
→フローリング用剥離剤 -
Q: クッションフロアの剥離作業で気を付けることは?
A:CFとは『クッションフロア』の略で、表面は明るい柄物が多く、爪で押すとすぐ凹む、
柔らかくて一般家庭でよく敷かれているタイプのシートです。洗浄やハクリについては継ぎ目のほころびの箇所に注意してください。
CFの下に下にハクリ剤が入り込むと、シートの接着剤が溶解することがあります。 -
Q: 長尺シートの剥離作業で気を付けることは?
A:長尺シートとは学校の廊下などによく敷かれていて、青・緑・ねずみ色など単色で、表面を爪で押してもあまり凹まない、
硬めのタイプのシートです。洗浄やハクリについては継ぎ目のほころびの箇所に注意してください。
シートの下にハクリ剤が入り込むと、シートの接着剤が溶解することがあります。 -
Q: Pタイルの剥離作業で気を付けることは?
A:Pタイルとは、30cm角や45cm角のタイル状にしたプラスチックの薄い板状の床材で敷き詰めて施工されています。
色や柄が豊富でモザイク状に組み合されたりしています。
塩化ビニル樹脂の配合率の違いにより、ホモジニアスビニル床タイルとコンポジションビニル床タイルがあり、
主にオフィスや店舗などによく利用されています。洗浄やハクリについては継ぎ目のほころびの箇所に注意してください。
Pタイルの隙間にハクリ剤が入り込むと、タイルの接着剤が溶解することがあります。 -
Q: リノリウムの剥離作業で気を付けることは?
A:リノリウムとは木の粉・コルク粉などを亜麻仁油で固めたシートで、細かい地模様が多いです。
普及率は低いですが、抗菌効果があり、天然素材のため焼却しても有害物質を出さず、環境にやさしいため根強い人気があり、
住宅のほか、病院や老健施設などで使用されています。
この床材はアルカリ性で変色するため、洗剤・ハクリ剤・
ワックスはリノリウムに対応できる製品(中性の洗剤、ハクリ剤、中世のハクリ剤でハクリできる樹脂ワックス)を使用してください。
またポリウレタン表面加工処理されたリノリウムもあり、一般的なリノリウムより耐摩耗性に優れますが、
樹脂ワックスの密着性や耐水密着性が劣るため注意が必要です。 -
Q: 剥離剤の廃液処理の仕方は?
A:強力なアルカリ性の剥離剤の場合、産業廃棄物になります。お住いの地方自治体の指示に従ってください。
下水に流す場合は専用の汚水処理剤で中性にしてから処理する必要がございます。
→汚水処理剤 -
Q: 剥離作業後に気を付けることは?
A:床面に汚水が残らないように十分にふき取り・すすぎを行ってください。1回ではなく数回行ってください。
汚水成分が残っていると新しくワックスを塗布した際に密着不良を起こす原因となります。 -
Q: 気を付けて作業していても、万一失敗した場合の対処は?
A:いくら気を付けていても失敗することもありますので、心に余裕を持つ意味でも損害賠償保険に加入されることをお勧めいたします。
※保険会社は東京海上・三井住友海上などがあります。
※保険の種類は請負業者賠償責任保険や施設賠償や施設賠償責任保険などです。
浴室清掃について
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Q: 浴室の清掃のポイントは?
A:浴室の汚れは多岐にわたります。例えば皮脂汚れならアルカリ性の洗剤、
湯あかなら酸性洗剤、カビなら次亜塩素ナトリウムで洗浄します。
塩素系の洗剤を使用する際は酸性の洗剤の残留がない状態で使用してください。
→お風呂用洗剤(アルカリ性)
→お風呂用洗剤(酸性)
→カビ取り剤 -
Q: FRPの浴槽・床について
A:金型に樹脂塗料を塗った上にガラス繊維板を重ね、仕上げに樹脂塗料を塗り重ねた汎用的な材質です。
サイズが豊富で普及度も高いです。クラックや穴が発生しても補修可能な材質です。 -
Q: 人工大理石の浴槽・床について
A:大理石と名前は付いていますが、主成分はアクリル系かポリエステル系の樹脂です。高級感のある素材ですが、天然大理石と比較すると柔らかくキズが付きやすい素材なので、研磨剤を使用するとツヤを損なう可能性があります。
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Q: ホーローの浴槽について
A:ホーロー浴槽は、金属表面にガラスコーティングを施した浴槽で、主にホーロー用の鋼板が使われますが、
鋳鉄やガルバリウム鋼板、アルミ、銅などを材料としても使用します。
ガラス質(陶器)のキズからサビが生じる場合もあります。 -
Q:ステンレスの浴槽について
A:ステンレス素材で衛生面や耐久性や保湿性の面で優れています。
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Q:木材(ひのきなど)の浴槽・床について
A:檜(ヒノキ)材以外にも、槇(マキ)材や椹(サワラ)材でつくる浴槽もあります。
使用期間は12年~20年程度ですが、お手入れ次第で大きく期間が変わります。
お風呂は湿度が高いので、腐朽菌(ふきゅうきん)が繁殖しやすい環境です。
湿度を下げる場合は、完全乾燥してしまわないよう換気扇を回したり窓を開けるなどのソフトな乾燥をさせます。
また、5日以上使用しない場合はポリバケツなどに水を入れて浴槽内に置いておくなど、
適度な湿度が保てるよう工夫してください。 -
Q:FRP・人工大理石・ホーロー・ステンレスの清掃について
A:白い膜やザラザラしたものが浴槽の表面に付いていたらおふろ用酸性洗剤で落とせます。
それでも落ちない汚れはおふろ用アルカリ性洗剤で落とせます。
さらに落ちない頑固な汚れは、微細な研磨剤で洗浄することでツヤを落とさずに汚れを取り除くことができます。 -
Q:木材(ひのきなど)の浴槽・床の日常清掃について
A:① 浴槽外側の石鹸カスを柔らかいスポンジ等で擦りシャワーで流してください
② 排水前に柔らかいスポンジ等で浴槽内側をやさしく擦ります
③ お湯を排水したら浴槽内部をシャワーで流す
④ 排水が完了したら柔らかい布で浴槽全体を拭いてください
⑤ 浴室の換気扇を回し、浴室を乾燥させます
黒カビやシミなどはサンドペーパーで研磨します。
サンドペーパーの粗目は使用せず、中目→細目、最後に極細目で表面をツルツルになるよう仕上げてください。
薬品系洗剤による肌トラブルを避けるため浴槽内側の洗浄にご注意ください。
硬めのブラシ等は木製浴槽をキズ付ける恐れがありますので避けてください。 -
Q:石鹸カスの汚れについて
A:よく知られている石鹸カスとは、風呂場や洗面場でよく見かける白い膜やザラザラしたもので、性質はアルカリ性です。
これは浴用石鹸に含まれている脂肪酸ナトリウムが水道水に含まれているカルシウムなどの金属成分と反応して形成されています。
また、同じ石鹸カスでも、皮脂汚れ(入浴中に皮膚から出る脂やアカ)と石鹸成分が反応してできたヌルヌルしたものは酸性です。
石鹸カスはアルカリ性と酸性の2つの性質を持っていますので、それぞれの性質に分けて洗剤を使用します。
白い膜やザラザラしたものは酸性洗剤で落とすことができます。
逆にヌルヌルした床などの石鹸カスはアルカリ洗剤で落とします。 -
Q:皮脂汚れについて
A:浴槽のヘリや洗い場の床面などがザラザラしたり黒ずんだりする皮脂汚れは、入浴中に皮膚から出た脂やアカ、
水道水の成分、その他雑菌が一緒になって蓄積したものです。皮脂汚れは酸性ですので、
基本的にはアルカリ性の洗浄剤で落とすことができます。 -
Q:ピンクの汚れについて
A:浴室の床や壁面、パッキン部分に発生しやすいピンク色の汚れ(ヌメリ)はセラチア菌です。
水分、石鹸カス、皮脂などを栄養としています。通常の日常清掃で落とせることが多いです。 -
Q:カビについて
A:浴室の天井や壁面のタイル目地、浴槽のエプロン内側、ドアゴムのパッキンなどに多く繁殖します。
黒カビは温度が5℃でも発生し、25℃前後で最も繁殖します。
また、湿度に関しては65%以上で発生し、80%以上が最も繁殖します。
皮脂汚れや石鹸カス、その他の雑菌がカビ菌を活性化させています。
ほとんどの黒カビは次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした液体漂白剤ですぐに取れますが、
ドアのゴムパッキンなどはカビの胞子が深く入り込んでしまうため、ジェル状の塩素系カビ取り剤を塗り、
2時間ほど放置した後、十分に流します。流す際にブラシなどを使うとすぐに取り去ることができます。
→ジェル状のカビとり剤カビトルデス
また、木製の窓などに発生したカビは「ノーベルAB(亜塩素酸ナトリウム系)」の木製専用漂白剤をご使用ください。
塗布後、2時間程度放置した後水拭きします。(浴槽には使用できません)
→ノーベルAB -
Q:エフロについて
A:お風呂場床面の磁気タイルや壁面、ブロック、レンガの目地、モルタル床の表面などに多く発生します。
エフロ(白華)は、モルタル中の水酸化カルシウムが雨水や霜などに溶けだした後、
空気中の二酸化炭素などと反応して炭酸カルシウムになったものをいいます。
屋外の場合、発生する時期は雨や雪、霜などの湿気を多く含みやすい冬や梅雨などが多くなります。
※モルタルとは、石灰石に砂と水を合わせたものをいい、主にブロック塀などの接着材として使われます。
洗浄では、ひび割れを防ぐため水養生してから盛り上がっている部分をケレンなどで削り取ります。
残った部分は、エフロ落とし用の酸性洗剤で除去します。(大理石・鏡面仕上げの石材は使用不可)
少し残った部分はワイヤーブラシ等、硬めのブラシや研磨剤入りのブラシで落ちる場合もあります。
→ミヤキハッカトル -
Q:浴室のサビについて
A:お風呂に使用されている金属は水道の蛇口、シャワーヘッド、排水溝の目皿などですが、
ほとんどが真鍮の合金でできている為、発生するサビは青サビになります。
ステンレス自体は基本錆びにくいですが、漂白剤に反応するため鉄と同じ茶サビが出ることがあります。
※鉄などの金属を置いていたことによるもらいサビもあります。
サビは基本、金属が酸化することで発生しますので還元剤を用いて取り除くことができます。
① 中性タイプの錆取剤(液体)
化学床タイル、アルミ、ステンレスに適しています。
ただし、サビに反応すると濃い赤紫色になりますので素材に浸透しやすいコンクリートや木材などには不向きです。
→リンダ錆取り剤
② 中性タイプ錆取り剤(クリーム状)
素材に浸透しにくい為、コンクリートや木材にも使用できます。
→ビアンコブリーチングスピリットペースト
③酸性タイプの錆取り剤
素材への影響を考慮しならが様子をみながら使用してください。
→スッキリ酸 -
Q:水あかとは
A:水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が(水が蒸発した後)固まったものです。
蓄積することで水の排出をせき止めるので、どんどん蓄積し線を描いたような白っぽいかたまりになります。
触っても凹凸が分かるようなひどい水あかの場合は、研磨用スティックである程度先に削り、
残った水あかは酸性洗剤で除去します。
→ポリッシュバー -
Q:鏡のウロコ汚れ(鱗状痕)とは
A:カガミの表面が水滴の痕のように白っぽくなってしまう汚れ、ウロコ状の水あか(鱗状痕と言います)。
鱗状痕は水に含まれている「カルシウム」や「マグネシウム」「ケイ素」等が乾燥してカガミに残り、
それが白っぽいウロコ状の汚れとなったものです。
特に水分が常時発生している場所ではカガミの成分であるケイ素と水の成分であるケイ素が結合してしまい、
より一層取り除くことが難しくなってしまいます。
→ウロコ落とし専用の洗剤(クリンカ、ウロコクリーナー)で結合を外し落としやすくしたり、
→微細クレンザー(しゃらく・ダイヤモンドクレンザー)や
→研磨材(ダイヤモンドシート、ダイヤモンドパッド)などで物理的に取り除くことが可能です。 -
Q:油膜とは
A:ウロコ(鱗状痕)を完全に除去した後もカガミの表面が乾いてくると曇ったような映りになることがあります。
これは空気中に含まれる油分やシャンプー、リンス剤に含まれる油分(シリコン等)などが原因で発生し、油膜といわれます。
油膜落とし専用洗剤「鏡・ガラスキレイに!」で油膜を除去することができます。
→鏡ガラスきれいに -
Q:古いバスタブにつやを出したい
A:コート剤を塗布してください。防汚効果もありますので日常のお手入れもラクになります。ただし清掃など物理的にこすり洗いを
繰り返すと徐々にはがれてきます。その効果期間はどの程度かは力加減やスポンジやブラシの種類によりますのでお答えできません。
→バスブライトプロ
トイレ清掃について
-
Q: 黒い輪ジミについて
A:便器の水が溜まっている水際に黒くくすんだ輪ジミができることがあります。原因はカビと水あかです。
また、湿度が高くなりやすいトイレ内の天井や壁面、タイル目地などにも繁殖します。
ほとんどの黒カビは次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)を主成分とした液体漂白剤ですぐに取れます。
ただ、壁面や便器内には洗剤が留まることが難しいので、増粘タイプの塩素系漂白剤(アルカリ性)の使用がオススメです。
また、便器内の輪ジミになっている部分は水あかとカビの蓄積層になっていることもあるので、
漂白剤だけで汚れが取れない場合は、洗剤を流しきった後に酸性のトイレ用洗剤で水あかを除去するか専用の軽石などで
物理的に除去します。 -
Q: 尿の臭い(アンモニア臭)について
A:悪臭の原因となる尿や便がある場合は取り除き、トイレ用の洗剤で全体を洗浄してください。
悪臭の元を除去したのち、消臭剤を噴射してください。
→マイクロゲルレッド -
Q: 尿石とは
A:便器内部の尿がかかる部分や溜まりやすい部分にできる黄色い痕(尿石)で尿に含まれるカルシウムが原因で発生します。
尿石は便器内部にガッチリとこびり付いてしまう為、通常のトイレ洗剤(中性~酸性)でキレイに除去することが難しい汚れです。
物理的に除去する方法と洗剤で分解する方法があります。
作業するときは便器に溜まっている水は抜いてから作業します。
物理的に除去する場合は、専用の軽石などを消しゴムのようにして直接擦って除去することができます。
また、洗剤で落す場合には強酸性のトイレ用洗剤もしくは尿石除去用の洗剤で落とします。
洗剤での除去が思うように進まない場合は、時間をかけて湿布(※)などで除去してください。
※湿布…除去する場所に洗剤を充分に含ませたティッシュなどをのせ、その上からラップをして洗剤の蒸発を防ぎます。
→尿石除去剤 パワーグレイス -
Q: 便器・手洗い場(陶器)のくすみについて
A:水あかやほこりが堆積し、くすみが発生します。通常の清掃でほぼ除去可能ですが、くすみが取れない場合は
陶器用の研摩シートや酸性タイプのクレンザーを使用します。
→こすってクリーン
→ベストベット
陶器の光沢を復元させるには光沢剤の塗布も一つの方法です。汚れの再付着も防ぐことができます。
→トイレコートシステムツヤ復元コートのみ1L -
Q: タイル床の黒ずみについて
A:トイレのタイル床には酸性の洗剤が適当ですが、そのまま使用するとタイルの目地の部分を傷めますので
水養生をしてから使用してください。
→ミヤキピカソ -
Q: 水養生とは
A:素材をあらかじめ水で十分ぬらしておくこと。石材などは多孔質な性質で水分を非常に吸収しやすく、
乾いた状態に洗剤を塗布すると洗剤が汚れに反応する前に内部へ浸透してしまい、
汚れが落ちないだけでなく、素材まで傷めてしまうため水養生そしてから洗剤を使用する方が素材を傷めにくく汚れも落ちやすくなります。 -
Q: トイレ洗剤の液性の使い分けについて
A:トイレの便器部分は陶器製なので酸性洗剤で洗えますが、便座や装置部分はプラスチックや金属のため、
研磨剤の入っていない中性洗剤を使用してください。
装置部分に酸性洗剤を使用すると内部の金属が腐食る恐れがあります。
厨房清掃について
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Q: レンジ周りの油脂には
A:堆積した油汚れには強力アルカリ洗剤で洗浄します。
油脂が炭化している場合はある程度ケレンでコソギ取り、残った部分をアルカリ性の洗剤で洗浄すると作業時間を短縮できます。
→厨房用洗剤 -
Q: グリストラップの汚れとは
A:グリース(油)トラップ(罠)は、油脂や野菜クズなどを直接外へ排水しないために
厨房の屋内外に設置されることが多い阻集器の一つです。
グリストラップ内には常に厨房内で排出された油脂や野菜クズなどが溜まりますので、
清掃を怠ると「悪臭の発生」「排管のつまり」「ゴキブリの発生」などを誘発します。
沈殿物や浮遊物を網などで物理的にとりのぞいた後、油分(スカム)を排水できる状態まで分解もしくは取り除く必要があります。
取り除くことが難しい場合は、グリストラップ専用洗剤を使用して油分を生分解性に優れた乳化水に変え、排出します。
乳化水に変えることで水質汚染が下がり、汲み上げ清掃が不要になります。
→エコノイルGS -
Q: 排水口の汚れ(つまり)とは
A:厨房内の排水口が詰まってしまう原因の一番は油汚れです。
フライパンなどを使った後に余分な油を排水口から流すことが原因で、
排水管の周りに油が溜まりコレステロールのように層となって蓄積します。
その結果、管が細くなり水の流れが悪くなります。また、野菜や果物の切り落としも排水管の詰りの原因となります。
完全に詰まっている場合は、ラバーカップ(すっぽん)を使用して排管内の詰りを押し出す(引き出す)ことで詰りを解消します。
また、排水が悪くなってしまっている場合は、排管専用の薬剤で詰りを溶かしたり、排管専用のワイヤーブラシなどで
物理的に汚れを取り除くことが可能です。
(※スプーン、フォーク、爪楊枝等が原因の場合は薬剤で溶かすことができない為、
排水管自体を外さなければいけない場合もあります。) -
Q: 流し台・ステンレスの光沢復元について
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Q: コンクリート床にしみ込んだ植物性油の除去について
A:しみ込み始めて時間が経過していると、石材自体が化学反応を起こしている可能性があり、完全除去はむずかしいです。
油汚れ用の洗剤をシップ法で繰り返し洗浄していき、ある程度目立たなくするしかございません。
シップ法とは洗剤をキッチンペーパーなどの染み込ませて汚れ部分に貼り付けておく方法です。
上から洗剤が乾かないようにビニールシートやラップで覆っておくとさらに効果的です。
エアコン清掃について
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Q: エアコン清掃で気を付けないといけないポイントを教えて
A:エアコン内部の洗浄をする際は電飾部分は養生し、できる限り水や洗剤をかけないようにしてください。
壁や床も洗剤や汚水がはねないようにしっかりと広範囲を養生してください。
特に作業中は集中していて水はねに気が付かない場合がございますので、自己点検を心がけてください。
エアコン本体や室外機のカバーの取り外しの際、無理に力をかけて破損させないように注意してください。
特に室外機は日当たりにより劣化している場合がありますので、作業前にユーザーさまと相談をしておいてください。
エアコン本体や室外機のカバーの洗浄後に再組立ての際、「元に戻せない」「落下による部品やねじの紛失」などには特に注意し、配線が入り組んでいる場合は写真をとっておくなどしてください。
高圧ポンプは大きな音がいたします。一般の方は驚かれる場合がございますので、
あらかじめご説明して作業時間帯にも配慮してください。 -
Q: ドレン排水ホース付近に植物やガーデニングがある場合
A:ドレン管から排出された洗浄汚水がアルカリ性であった場合、周辺の植物が枯れてしまいかねません。
ドレン排水も容器に回収するなどトラブルにならないよう気をつけてください。 -
Q: 近年のエアコンが多機能で配線が多く分解が不安です
A:おそうじロボ付きエアコンが主流になりました。
分解手順や壁掛け型エアコンの洗浄ノウハウの参考マニュアルDVDの販売や
メーカーの講習会も定期的にございますのでご利用ください。 -
Q: エアコンから水が出てくる
A:エアコンから水が垂れる(漏れる)原因のほとんどが室外機のドレンホースのつまりです。
ドレンホースは、カビや虫、雨水に混じった泥、ホコリなどでつまってしまいます。
ドレンホースのつまりを解消するポンプの販売もございます。
→ドレンつまり取りポンプ -
Q: エアコンの風がカビ臭い
A:エアコンの内部のホコリや油分にカビが生じ、アルミフィンなどに固着し、
送風にのってカビのにおいが排出されているのが予想されます。
エアコン内部の洗浄し原因となるカビや汚れを除去しないといけません。
アルミフィンの汚れはアルカリ洗剤と高圧洗浄ポンプで除去してください。
洗浄後は十分に乾かします。再汚染を防ぐため、防カビコートを塗布すると再び汚れるのを遅らせる効果があります。 -
Q: リンス剤は必要ですか
A:アルミフィンはアルカリ洗剤で洗浄しますが、洗剤成分が残ったままだとアルミが腐食します。
腐食を防ぐためにアルミフィン周辺を中性にもどすため、リンス剤ですすいでください。
またリンス剤不要の洗剤もございます。その場合でも洗剤成分がアルミフィンに残らないように、水での十分なすすぎ作業は必要です。
アルミフィン周辺が中性にもどったかどうか調べるPH試験紙も利用してユーザーさんにお見せすると安心です。 -
Q: エアコン洗浄ポンプが急に不調になり予約していた清掃が受けられない
A:当店でお買い上げいただいた洗浄ポンプにつきましては修理・点検はさせていただきます。
ただしお預かり期間中の代替え機の貸し出しはいたしておりませんので、予備の機材をご用意していただくことをお勧めいたします。
予備の機械などは使わない期間が長くなると、いざ使用する際に弁の固着などで水が吸わない・圧があがらないという不調が発生することがありますので予備の機械であっても定期的な使用や点検はしておいてください。 -
Q: バッテリー式(肩掛け・背負い式)の洗浄ポンプの利点と欠点
A:利点は電源コートのわずらわしさからの解放と、電源が確保できない場所でも作業ができること、タンク一体方の場合は清水の確保です。
とくに空き室清掃なの場合は、電気が開通していない場合がありますのでどこでも作業ができる利点は大きいです。
欠点はタンク一体型の場合は背負ったり肩掛けすると重く、長時間上を向いて作業をしていると負担を感じることです。
またバッテリー式のすべてに言えることですが、作業中のバッテリー切れに対応するために予備のバッテリーがあると安心です。
現場にあわせて使い分けができるといいでしょう。
カーペット清掃について
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Q: カーペット洗浄の方法について
A:カーペット清掃にはおおまかに3種類の方法があり、汚れの度合いによって方法が変わります。
→図解 -
Q: リンサーは必要ですか
A:リンサーは洗剤をすすぐだけでなく汚水の回収もかねています。ポリッシャーを使用したあと洗剤や水で濡れたカーペットをそのままにしておくわけにはいかないので、リンサーですすぎと回収をする必要があります。
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Q: カーペット用のポリッシャーでないといけませんか
A:カーペットの上は摩擦が大きく、通常のポリッシャーを使用するとポリッシャーのモーターに負荷がかかり故障の原因となります。
専用のポリッシャーをご用意していただくことをお勧めいたします。専用のポリッシャーであっても使用中に回転にひっかかりを感じましたら使用を中止し、モーターを休ませてください。
白木洗浄について
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Q: 白木・無垢の木の違いは何ですか
A:白木とは、塗料を塗っていない地のままの木材のことをいい、無垢材とは厳密には異なります。無垢材は建築用木質加工品であり、白木は木材の表面が無塗装である状態を指します。種類としての無垢材の相対語には集成材があり、集成材でも表面が無塗装の場合は“白木”です。
施工対象の木床が白木なのか、表面に塗装されているかは水を数滴落としてみて簡易的に確認できます。白木(無塗装)のように見えても、木の風合いを生かしながら、表面から内部へ汚れを侵入させない効果の浸透性の保護剤が施工されていることもあります。左記の確認をすると水は吸収されないので、何かが施工されていることが判明します。白木と思われる表面の施工前には、加工の有無を確認しましょう。 -
Q: 白木洗浄の洗剤について
A:和室等に使用されるヒノキ、杉、松、スプルース等の白木は保護目的での塗装はされておらず、 手あかやシミ、経年変化による日焼け、カビなど様々な汚れが発生します。
木の汚れは大きく2つに分類でき、『内部からの汚れ』と『外部からのよごれ』ですが、ほとんどは混じり合って(複合汚染)木の表面付近に集中しています。『内部からの汚れ』とは、あくや内部に浸透した汚れで、『外部からの汚れ』とは手あかやシミ、日焼けなどがあります。
『アクロンAB』で白木のほとんどの汚れは落とせますが、より美しく仕上げるには、さらに『レブライト』、『ノーベルAB』での洗浄が必要です。木部についた鉄サビや雨ジミなどに『レブライト』を、続いて日焼けやカビ落としには『ノーベルAB』で漂白洗浄し、あく洗いの仕上げとします。
汚れを落とすためにはその汚れ質を理解し、最適な洗浄剤を選択しましょう。
『アクロンAB』『ノーベルAB』は毒劇物指定となりますので会員登録をし、ログインした状態で商品検索をしてください。お買い上げ後は毒劇物譲受書のご提出を行っていただきます。 -
Q: 白木洗剤を使う順番を教えてください
A:①アクロン
屋内外の木部に塗ればアクや汚れがよく落ちます。A剤・B剤の混合により反応が起こり、そのエネルギーでアクを浮かせます。アクロンで白木の汚れの70%ほどが落ちます。
②レブライト
アクロンで取り除けず残った天井の雨漏りのシミやサビなどを落とします。
③ノーベル
アクロンで取り除けず残ったカビや日焼けで黒くなった木部を漂白します。A剤・B剤があり混合して使用します。 -
Q: 白木用の保護剤の役目
A:木は、加工された後も「空気と水分の吸収・排出」といった代謝をするため、その代謝を損なわない方法で保護することが必要です。
①水から守る。
水をコントロールすること。
水を吸っていると雨じみ、サビジミ、カビ、ひび割れの大きな原因になります。必要以上に外部から水を吸わせないようにしましょう。
②日焼けから守る。
紫外線対策。
太陽光線からは逃れることは不可能ですので、紫外線防止剤を使い急激な日焼けから木肌を守り、日焼けを遅らせるようにしましよう。
③呼吸を守る。
空気の出入りを塗膜で邪魔をしては木材の寿命を縮めます。皮膜のない「浸透性タイプ」や「空気を通す塗膜タイプ」を使用するようにしましょう。 -
Q: 屋外の白木・木材に保護剤を塗布したい
A:木肌美人をおススメします。日焼け防止効果があります。溶剤系で豆腐した直後は臭いがのこるため屋外での使用をおすすめします。乾燥すると臭いは消えます。撥水効果があり水にぬれると水をはじく効果があります。
→ミヤキ白木美人4L -
Q: 屋内の白木・木材に保護剤を塗布したい
A:木肌一番エコをおススメします。日焼け防止効果はありません。水性なので塗布後の臭いは他の薬剤よりは抑えられています。
→ミヤキ白木一番エコ1kg -
Q: お風呂場の白木・木材に保護剤を塗布したい
A:日光に当たる場所でしたら日焼け防止効果のある木肌美人・屋内で日光に当たらないのでしたら木肌一番・木肌一番エコがおススメです。木肌一番エコには撥水効果はありません。
-
Q: 白木・木材の保護剤の耐久年数はどのくらいですか
A:具体的には申し上げられません。床面は歩行による摩擦があるため数カ月~、壁や柱の場合は数年単位で効果の持続がございます。
屋外目安:約1~3年(軽歩行)
屋内目安:約3~5年(軽歩行)
浴室目安:約1~2年(家庭用)
石材洗浄について
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Q: 光沢がある御影石の洗浄と磨きについて
A:強い洗剤や酸性の洗剤は表面のつやがとんでしまうので使用できません。中性洗剤とポリッシャーブラシで洗浄してください。
御影石の磨きについては材質が大変硬いため清掃の分野で光沢復元を提案できることはございません。 -
Q: 光沢のある大理石の洗浄と磨きについて
A:強い洗剤や酸性の洗剤は表面のつやがとんでしまうので使用できません。中性洗剤とポリッシャーブラシで洗浄してください。大理石の磨きはダイヤモンドパッドで目の粗いものから順番に磨き上げてください。
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Q: ラスタータイル(表面に虹のような膜があるタイル)の洗浄について
A:膜がとれると再生ができませんので酸性や強アルカリ性の洗剤は使用せず、中性タイプの洗剤や弱アルカリの洗剤で洗浄してください。
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Q: 釉薬が塗ってある(光沢がのある)タイルの洗剤について
A:ビアンコジャパンの『タイルクリーナー』なら塩酸をふくまないため施釉タイルにも安心してご使用いただけます。(※使用前には水養生をしっかりとおこなってください。)
→ビアンコタイルクリーナー -
Q: 御影石にしみ込んでしまった油を除去したい
A:一度洗浄して表面的に除去できたように見えてもさらに奥から油汚れが浮き上がってきますので、紺商『オイルゲッター』で、何度も繰り返して作業してください。
→紺商オイルゲッター1L
ポリッシャーについて
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Q: ポリッシャーの質問
A:ポリッシャーの質問は→→こちらにまとめています。
室内壁・クロス洗浄について
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Q: どんなクロスでも洗浄できる?
A:ビニールクロスは洗浄できますが、紙や布のような水分がしみ込むクロスは洗浄できません。
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Q: クロス壁の汚れと日焼けを落としたい
A:洗浄と漂白を兼ねた洗剤を使用してください。強い日焼けの場合は完全に落とすのは困難です。
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Q: ビニールクロスに凹凸かあり洗浄がやりにくい
A:凹凸のないビニールクロス洗剤とシールはがしでほとんどの汚れがとれます。凹凸のあるものはエンボスパッドをつかって凹み部分にブラシ毛が届くスポンジを使用してみてください。
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Q: 蛍光灯や器具の跡、冷蔵庫の後ろ壁についた黒ずみを取るには?
A:この黒い汚れは炭素です。炭素は洗剤では分解できません。乾いたメラミンスポンジある程度までは取れます。その後取り切れない汚れは消しゴムでこすって吸着させて取り除いてください。
そのほか・一般的な清掃知識
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Q: 水養生について
A:素材を水で十分濡らすことを 水養生 といいます。石材の表面は、硬くて平滑のように見えても、実は多孔質で非常に水分を吸い込みやすい性質を持っています。乾いた状態のコンクリートや石材などに洗浄剤や薬剤を塗布すると、汚れに反応する前に一気に石材内部へ浸透してしまいます。そのため汚れは落ちず、また素材も傷めることになります。
石材に水を吸収させておくことで、洗浄剤や薬剤の石材内部への吸い込みを抑え、素材を傷めにくくするとともに、洗浄剤や薬剤が表面に留まりやすくなるので汚れも落ちやすくなります。
石材洗浄の際、特に酸性の洗浄剤や薬剤を使用するときは、必ず水養生をおこないましょう。 -
Q: シップ法について
A:湿布法 とは、表面を洗っただけでは取れない染み込んだ汚れを除去する方法で、湿布法を用いることで深く染み込んだ汚れも綺麗になります。
湿布吸着剤や小麦粉に洗浄剤を混ぜて汚れの場所に塗り付けます。混ぜた洗浄剤が乾燥しないよう養生シートやラップなどで覆い、一晩置くと効果的です。細かい場所ならキッチンペーパーやティッシュペーパーをコヨリ状にして洗浄剤を染みこませ、汚れの場所に当てる。壁面など垂れ落ちてしまう場所ならティッシュペーパーに染みこませて貼り付ける。などの方法があります。一度では落ちない頑固な汚れには繰り返し洗浄作業を行なうか、この湿布法を試してみてください。 -
Q: 洗剤の温度と洗浄力の関係
A:洗剤類は一般的に洗浄温度が上昇するのに伴い、洗浄力がアップする傾向にあります。60℃付近で急激に洗浄性が上昇し、70℃付近では急激に低下します。洗剤に使用している界面活性剤が非イオン系(ノニオン)の場合の現象で、この洗剤に使用されている界面活性剤の曇点がこの付近であることを示しています。曇点とは、界面活性剤が白く濁る温度のことで、この温度付近が最も洗浄効果が高まるとされています。60℃を意識し、高温になりすぎないようにするのがいいでしょう。
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Q: 希釈の必要性
A:ほとんどの洗浄剤・ハクリ剤は、メーカーでさまざまな試験をしたうえで定めた指定希釈倍率があり、その説明を容器に記載しています。定められた希釈倍率より液が濃かったり薄かったりすると、得られるはずの洗浄効果が100%発揮されません。定められた希釈倍率がもっとも洗浄効果の性能が高いものとなります。以上のことから洗浄剤・ハクリ剤を使用する際は、清掃する素材・汚れに合ったものを、定められた希釈倍率で希釈し、作業することをおすすめします。特にハクリ剤は定められた希釈倍率に沿って希釈してください。希釈倍率5倍~10倍などと定められているハクリ剤を、それより濃いからといって原液で使用してもハクリ効果が高くなるわけではなく、かえって十分なハクリ効果が得られなくなります。